3年以上(2014年10月~)Amazonプライムの会員である私から、年会費と会員特典、その魅力や「もっとこうならいいな!」について、分かりやすく紹介します。
この記事の目次
Amazonプライム会員ってなに??
Amazonプライム(Prime)とは、Amazonが提供している有料会員サービスのことで、配送料が無料になるほか、動画、音楽、読書、お買い物、写真、ゲームなど、様々な特典を受けることができます。
会員になるための費用はいくら??
「月額プラン」だと400円/月(税込)なので、1度に支払う「年間プラン」の方が、月75円、12ヶ月で900円もお得だわ!
Amazonプライム(Prime)には「年間プラン」と「月額プラン」、そして、学生向けには「Amazon Student」という学割プランがあります。
各プランの料金と概要は次の通りです。
年間プラン:3,900円/年 (月換算325円/月)、無料体験期間は1ヶ月
月額プラン:4,800円/年換算(月 額400円/月)、無料体験期間は1ヶ月
学生プラン:1,900円/年 (月換算159円/月)、無料体験期間は6ヶ月
「年間プラン」か「月額プラン」かは、Amazonプライムへの会員申込をする時に選択します。
学生向け「月額プラン」が新しく登場
2018年03月23日、Amazon.co.jpは、学生向け有料会員サービス「Prime Student」の月額制プランを開始しました。
Prime Studentは、国内の大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生を対象に、Amazonプライムを学割価格で提供するサービスで、これまでは年会費1,900円(税込)で提供していました。
ここで新たに月額制プランが開始され、月会費200円(税込)で、Amazonプライムと同様の特典を利用することができるようになりました。
利用には、学籍番号または学校が発行するメールアドレス、卒業予定年の登録が必要です。
会費の支払いは、クレジットカードの他、NTTドコモかKDDIの携帯決済サービスでも支払うことができます。
>> Amazon Prime Student の公式ページ
会員特典を大公開!
配送料
やっと見つかって買い物かごに入れたら、マーケットプレイス出品の商品で対象外だし、探す時間だけが過ぎて、結局800円の余計なものを追加で買っちゃったよ
Amazonから配送される商品の場合、通常は、注文金額合計が2,000円以下だと350円の配送料がかかってしまいます。
Amazonプライム会員だと、これが「無料」になります。
また、翌日か翌々日には荷物が届く「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を使う場合には通常360円かかり、注文した当日に荷物が届く「当日お急ぎ便」だと通常514円かかってしまいますが、Amazonプライム会員だとこれも「無料」になります。
注意が必要なのは、送料無料になるのはAmazonから配送される商品だけです。
商品ページに「●●が販売、発送します」とAmazon以外の名前が記載されていたら、マーケットプレイス(一般の出品者や店舗が販売、配送)の商品ですので、送料無料特典の対象外となり、配送料が異なります。
見分け方は、商品一覧ページで「プライム」のマークがついて、「Amazon.co.jpが販売、発送します」と表示されていれば、Amazonプライム特典の対象であり、送料は無料です。
よくAmazonで買い物をする人にとって、Amazonプライム会員の年会費は、年間の配送料無料特典の分だけでペイできちゃうほど、大きなメリットがあります。
2018年4月、配送料が更に値上げ
2018年04月04日、Amazon.co.jpは同社が直販する商品の配送料を変更したと発表しました。
注文額が2,000円未満の場合、これまで一律350円だった通常配送を、本州・四国(離島除く)で400円、北海道・九州・沖縄・離島で440円に引き上げるとのこと。
なお、2,000円以上の場合は、無料のままです。
また、注文から最短翌日に届く「お急ぎ便」は、本州・四国(離島除く)が500円、北海道・九州が540円になります。
注文したその日に届く「当日お急ぎ便」では、それぞれ600円、640円に引き上げられました。
「お届け日時指定便」はそれぞれ500円、540円となっています。
プライム会員は従来通り配送料が無料
先ほどの様に、Amazonの配送料が値上がりするものの、Amazonプライム会員である場合は、従来通り、配送料が無料なんです!
お急ぎ便で年8回程度買物をすれば十分に元がとれ、これにPrimeビデオやPrime Musicのなどたくさんの会員特典が加わり、プライム会員のお得感、コスパが更に増しています♪
動画
数ある定額制で見放題の動画配信サービスの中でも、コスパが最も高いと評価されているのが「Amazonプライムビデオ」です。
Amazonプライム会員だけが特典利用できるサービスで、追加料金なしで3万本以上の動画が見放題になります。
ICT総研が2017年12月13日に発表した「有料動画配信サービスの利用動向に関する調査」によると、2017年末の定額制有料動画配信サービスの利用者は1,190万人になるそうです。
利用率調査では、最も利用率が高い順から、
Amazonプライムビデオ > Hulu > dTV > Netflix > GYAO! > U-NEXT > auビデオパス > RakutenTV > DMM見放題chライト
となっており、「Amazonプライムビデオ」の利用率が最も高いことが分かります。
一方、満足度調査では、最も満足度が高い順から、
RakutenTV > DMM見放題chライト > auビデオパス > Hulu > Netflix > U-NEXT > dTV > GYAO! > Amazonプライムビデオ
となっており、「Amazonプライムビデオ」の満足度が最も低いことが分かります。
作品の入れ替えも頻繁にあるし、Amazonオリジナル作品にも力を入れているし、幅広い作品を楽しむことで十分元が取れるわ!時々実施されるレンタルセールなども活用すれば、最新作も結構楽しめるわよ!
私のおすすめは「星4つ以上の映画」で紹介されているコンテンツね。ハズレが少なく良い作品がたくさんあるわよ!
【代表的な動画配信サービスの月額利用料(税込)一覧〔月額料金の安い順〕】
◆Amazonプライムビデオ:325円(プライム年間プランの月換算)
⇒無料お試し30日間。コンテンツ数3万本以上
◆dTV(ディーティービー):540円
⇒無料お試し31日間。コンテンツ数12万本以上
◆Hulu(フールー):1,007円/月
⇒無料お試し14日間。コンテンツ数4万本以上
◆Netflix(ネットフリックス):1,026円(スタンダードプラン)
⇒無料お試し1ヶ月。コンテンツ数は非公開
◆U-NEXT(ユーネクスト):2,149円(料金内で1,200円分使えるポイント含)
⇒無料お試し31日間。コンテンツ数12万本以上
Amazonプライムビデオは、HuluやNetflixなど他の定額制動画配信サービスに比べて破格です。
【Amazonプライムビデオのカテゴリ別動画数(2018年3月18日時点:31,643本)】
◇外国映画(1,882)
◇日本映画(995)
◇アニメ(906)
◇キッズ・ファミリー(4,507)
◇ミュージック(979)
◇テレビドラマ(875)
◇ドキュメンタリー(7,570)
◇お笑い・バラエティ(80)
◇ステージ(844)
◇ホビー・実用(3,758)
◇スポーツ・フィットネス(2,479)
◇エロス(87)
◇他(6,681)
Amazonプライムビデオは、様々なデバイスに対応しています。パソコンからであれば、ソフトなどをインストールしなくても観ることができます。
iOSやAndroidなどのスマホやタブレットならアプリを使って見ることができ、作品をダウンロードすることも可能なので、旅行などの外出先でもモバイルデータ通信を節約しながら高画質な映像を楽しむことができます。
ちなみに、私は「Fire Stick TV」を持っているので、自作で放熱対策をしたあと、これをテレビのHDMI端子に挿して、無線LAN設定で通信させています。
家の大画面テレビで「Amazonプライムビデオ」の映画を楽しむだけでなく、「Prime Music」で音楽を流したり、子供はYoutubeアプリで「HikakinTV」にハマってたりします。
Amazonプライムビデオだけが目的でAmazonプライム会員になる場合は、「年間プラン」を途中でキャンセルすると返金を受けられないことがあるため、30日間無料体験後は「月間プラン」で様子をみるのが無難かもしれません。
Amazonプライム会員でなくても、作品のラインアップは確認できるので、一度チェックしてみて!
音楽
洋楽、邦楽、ポップ、ロック、ジャズなど、いろんなジャンル曲が多数揃っています。
また、ランキングが用意されていたり、様々なテーマのプレイリストが用意されており、作業時のBGMには最適です。
プレイリスト「テラスで聴きたい春ポップス」を聴きながらコーヒーブレイクなんて最高ですね!
なお、お気に入りの曲はアプリにダウンロードして、後でオフライン再生することができます。ドライブなんかにはオフライン再生が良いです。
また、「Amazonプライムラジオ」は、Prime Musicの1機能です。ジャンルを選ぶと、自動で音楽を流し続けてくれるので、こちらもBGMにも最適です。
2017年11月に4,000万曲以上が聴き放題のサービス「Music Unlimited」が始まりました。
Amazon「Music Unlimited」の利用料金は次の通りです。
Amazonプライム会員は月額+780円/月
(ちなみに、Amazonプライム会員でない人は月額980円/月)
>> Amazon Music Unlimited の公式ページ
読書
「Prime Reading」に登録された電子書籍が読み放題になるの。
この会員サービスは、Kindle端末を持っていなくても、スマホやタブレットのKindleアプリで読むことができるので使いやすいわ!
Kindle端末が安く購入できる
AmazonのKindle電子書籍は、「Kindleアプリ」を入れたiPhoneやiPadなどでも読むことができるけど、もっと快適な読書生活を過ごしたい時には、専用のKindle端末を買っても良いかもね!
お買い物
タイムセールに早めに参加
Amazonでは毎日タイムセールが実施されており、Amazonプライム会員なら優先して参加できる会員特典があります。
また時々「Amazonプライム会員限定セール」や「プライム会員は30分早く参加できるセール」などが開催されています。
2017年12月08日に開催された「サイバーマンデー」は記憶に新しい大きなセールで、大盛況でしたね!
わたしもセールはよく利用しています。なんだかワクワクしますよね!
amazonファミリー
Amazonプライムの子育て版です。年会費はプライムと同額、すでにプライム会員なら年会費はそのままで、お急ぎ便が使い放題やプライムビデオなど各種プライム特典に加え、おむつ・おしりふき15%OFFほかファミリー会員だけの特典もご利用できるので、妊婦さん・ママパパならファミリーが断然お得です!
Amazonパントリー
Amazonパントリーとは、食品や日用品、お酒など、毎日使うものを必要な分だけ1点から、1つのダンボールに入れてまとめ買いできるサービスで、まとめ買いをする分、比較的商品が安くなっていますが、Amazonプライム会員でも1箱あたり390円の手数料がかかります。
Prime Now
「Prime Now」は東京など一部のエリア限定ですが、Amazonで買った商品が2時間、もしくは1時間以内で届くという衝撃的なサービスです。
Amazonプライム会員であっても、1時間便なら890円かかりますが、2時間便なら無料で利用することができます。
Amazonフレッシュ
こちらもエリア限定ですが、「Amazonフレッシュ」は野菜や食料品、日用品(キッチン用品、文房具、オムツ)などを届けてくれるAmazonプライム会員限定のサービスです。
Amazonプライム会員なら、月額500円でAmazonフレッシュを利用でき、1度の注文が6,000円以上なら送料無料となります。
公式ページから、郵便番号を入力して、対象地域かを調べることができます。
amazonダッシュボタン
Amazonダッシュボタンとは、家の所定の場所に貼り付けておき、タッチするだけで商品の注文ができるボタンのことです。洗剤など、すぐ使い切っちゃうものの近くにダッシュボタンを設置して購入すれば、簡単に注文することができます。
このボタンを1つ買うのに500円かかりますが、商品初回購入時に500円キャッシュバックされるので実質無料のサービスになります。
写真
Amazon「プライムフォト」とは、Amazonプライム会員であれば、写真を何枚でもオンライン上のクラウドに容量無制限で保存できる会員サービスです。
注意したいのは、もしAmazonプライム会員を解約したら、5GB以上の部分は使えなくなり削除されてしまう可能性があります。Amazonプライム会員でなくても5GBまでは無料で使い続けることができるので、将来Amazonプライム会員の退会を念頭におくのであれば、ヘビーユースはお勧めしません。
とっても便利なサービスであるのは間違いないので、私は実家の離れた両親に「Fireタブレット」を渡し、孫の写真を「プライムフォト」に入れて見せる使い方をしています。
ゲーム
2017年12月16日から、日本でも、USのサービス「Twitch」が提供するTwitch Primeと連携可能となり、毎月の無料ゲーム、広告なしのTwitchの表示、Twitch Channelの購読など、数多くの特典が利用できるようになりました。
その他
【家族会員】
家族のうち、1人でもAmazonプライム会員がいると、そのアカウントを利用して他の家族が「家族会員」になることができます。
Amazonプライムのお得な会員特典を家族で共有して利用することができます。もちろん、追加年会費がかかることはありません。
ただ、共有できる会員特典には、少し制限があります。
家族会員が利用できるAmazonプライムの特典
・お急ぎ便が無料
・お届け日時指定便が無料
・特別取扱商品の取扱手数料が無料
・プライム会員限定先行タイムセール
・Amazonパントリー
・Amazonフレッシュ(プライム会員ご本人がAmazonフレッシュに登録することで自動的に利用できるようになります)
Amazonプライム会員にデメリットは無いの?
これまでの特典の振り返り
・Amazonプライムビデオでコンテンツ数3万本以上が見放題
・Prime Musicで100万曲以上が聴き放題
・Kindleオーナーズライブラリで毎月1冊無料で読める
・Prime Readingで対象の電子書籍が読み放題
・各種「Kindle端末」や「Fireタブレット」が4,000円引きで購入
・Amazonタイムセールに早めに参加
・amazonファミリーでお得
・Amazonパントリーもお得
・首都圏ではPrime Nowの早さにビックリ
・こちらも地域限定ですが、Amazonフレッシュで新鮮素材
・amazonダッシュボタンで楽々お買い物
・Amazonプライムフォトで写真を容量無制限でクラウドに保存
・Amazon Twitch Primeでゲームもできるよ!
・家族会員でAmazonプライム特典を家族共有
月あたり数百円でこれら特典メリットが受けられることを考えるとコスパは最高で、とってもお得なプライム会員制度だと思います。
「配送料無料」だけを考えても、月1回くらいAmazonで買い物するのであれば、Amazonプライム会員に登録しも十分元が取れるでしょう。
まずは無料体験しよう
30日間無料体験ができるので、まずは試してみるのはいかがですか?無料期間内に簡単に解約することもできます。
期間が終わると、自動で有料プランに移行されますので、有料プランを利用するつもりがなければ、無料期間内に解約手続きをしておきましょう。
早めに解約手続きをしても30日間は無料で使えますので、「忘れそうで怖い」という方は、無料体験登録後すぐに自動解約手続をしておけば良いと思います。
解約する場合は、下のAmazon公式ヘルプページに解約方法と解約ページのリンクボタンがありますので、確認してみてください。
意外と、すんなり解約できますよ!
何か困ったことが起きたら、対応が丁寧なAmazonカスタマーセンターに問い合わせてみてください。
以上、Amazonプライムの年会費、会員特典、その魅力のご紹介でした!